2012年03月31日

訪問活動(タイムストック)ポイント制参画要請

各位  ポイント制の援助支援活動へのお誘い
当会は昭和57年(30年前)に一切の報酬を得ないボランティアとして認知症や独居老人などの介護などお世話をしてまいりました。活動を開始して暫くのころ、援助を受ける側からこんなご意見をいただきました。「ボランティアさんに無償で依頼するのは頼みづらい」と意外なSOSでした。早速、実態調査を開始。結果は、圧倒的多数の方が無料より有償が良い、つまり、費用負担し遠慮気兼ねなく権利として受けたいとの回答でした。ボランティアさんに有償サービスを打診すると「ボランティア活動には参加したいが、賃金を受け取るのは趣旨が違う」と抵抗。利用者側と提供者側との見解の相違を調整するために開発されたのが「タイムストック制度」(兼間道子造語)ポイント制のシステムです
 日本ケアシステム協会のタイムストックシステムとは、サービスを提供する人たちが、 労働に対する報酬を貰わずに働いた時間数をストック(預託)して、将来自分の必要に 応じてその時間数を実際のサービスで受け取るというシステムで、“互酬”のボランティア精神に基づく助け合い活動です。
 このシステムに共鳴してこれまでも多くのボランティアが活動に参加してきましたが、今後とも日本ケアシステム協会のシンボルとして大切にしていきたいと考えています。
 高松市で発祥した時間点数(貯蓄)制度=タイムストックは「まごころケアサービス」全国各地で互換できるように発展しました。例えば高松で活動した点数を北海道の祖母にプレゼント可能というわけです。
平成12年、我が国に介護保険が創設され、タイムストック参加者は激減しました。介護保険は優れたシステムで私たちも大いに歓迎しましたが、介護保険は万全ではありませんでした。
今年24年の法改正では介護保険は利用者にとって厳しい改正でした。つまり、私たちの活動が再び益々必要不可欠だということです。つまり、介護を要する本人とその家族にとって介護保険が備えられても十分ではなく暮らしが維持できない状況が後をたたないということです。
だから、私たちは活動を緩めるわけにはまいりません。お誘いですが、お元気な今、活動にご参加いただき(活動に参加した時間だけ、援助が受けられるシステム)自らの老いとは、死とは、生きるとは何かを実践を通して学んでいただくことを切望します。一緒に取り組む会員を募集します。健全なライフスタイル、颯爽とした日々を目指して、絆づくり加わっていただければこんな感謝はありません。
連絡先  日本ケアシステム協会全国本部事務局  087-865-8001
〒761-8052 香川県高松市松並町802番地1

ホームページ  http://www.jp-care.gr.jp/chouju/index.html

メールアドレス magokoro@hyper.ocn.ne.jp




Posted by 長寿社会支援協会‘まごころケアサービス‘ at 22:12│Comments(0)
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